Live Review: Lillies and Remains, The Bawdies at Club Snoozer

6月27日、代官山UNITで行われた音楽誌SNOOZER主催のクラブイベント"Club Snoozer"にて、日本の若手の中でも
特に最近注目を集めている2バンド、Lillies and RemainsとThe Bawdiesのライブを見てきました!


編集長のDJの後、Horrorsを彷彿とさせるような黒ずくめの格好でステージに登場したのはLillies and Remains。
ギターイントロが鳴った瞬間、直前までビートルズのShe Loves Youがかかりハッピーなムードに包まれていた会場は、一気に不穏な空気に包み込まれました。
前半は少し苦戦していたような印象も受けましたが、MCなしで次々に繰り出されるダークでエッジーな楽曲と、激しいパフォーマンスも相まって、
最後には多くのお客さんを新たに中毒にしていたように思います。
実際、私の後ろの人には「やっべ、久々にハマったわ」と興奮気味に語っていました。
私もライブは初見だったのですが、特に、彼らの特徴でもある鋭いギターリフには本当にしびれました!
今回はクラブイベントということもあり、30分ほどの短いステージだったので、今度はロングセットで見てみたいと思います。
ちなみに、彼らは、今度のIndies Playgroundに出演するUNCUTとレーベルメイトです!


続いて、まんまビートルズな服装で登場したThe Bawdiesですが、なんといってもボーカルRoyさんの声に驚きました。
見た目普通(?)な、彼のどこからあんな声が出ているのか。ブラックミュージックのボーカリストのようなとてもソウルフルなかっこいい声です。
とにかく楽しそうに、メンバー全員満面の笑みをたたえながら、50s/60sのロックやR&Bへのリスペクトにあふれる楽曲を次々と奏でる様子に、
自然と会場も幸福感に満ちた空気に包まれていました。(盛り上がりすぎて、ダイブまで起きてましたが・・・)
最後にはコールアンドレスポンスもきっちり決めて、完全に会場をロックしていたように思います。



MCなど一切なくダークなニューウェーブサウンドを奏でるLillies and Remainsと、ルーツミュージックへの愛情をエネルギッシュに表現するThe Bawdiesと対照的な2組ですが、
どちらも、インディーシーンがアツいのは欧米だけじゃない、と思わせてくれる本当にかっこいいバンドです。
正直いって、Lillies and Remainsのライブの前の時点で若干アルコールをいれすぎたのか、セットリストなどに関しては正確な記憶がなく大変申し訳ないのですが、
とにかく両バンドともしびれさせてもらったのは間違いないです・・・!
以上、拙いレビューですみません!

気になった方は、どちらも少し前にアルバムをリリースしてるので、チェックしてみてください!


Moralist S.S.

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Awaking of Rhythm And Blues

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written by ゴトウ