CD Review: ¿Cómo Te Llama?/ Albert Hammond Jr.

The Strokesのギタリスト、Albert Hammond Jr.の8月に出るニューアルバム、"¿Cómo Te Llama?"を一足早く聞かせていただきました!
06年に発売した、ソロデビューアルバム"Yours To Keep"以来、2年ぶりとなる本作は、前作同様Matt Romano、Marc Phillippe Eskenazi、Josh Lattanziをバンドメンバーに迎え、NYで5週間にわたりレコーディングされたものです。


前作が、温かみのある良質なギターポップアルバムといった印象で、今作のリードシングルである"GfC"を聞いた際にも、大きな驚きはなかったのですが(とはいえ、かなりいい曲だと思いますが)、聞き進めるにつれて「おっ!?」と思うような曲が何曲かありました。
M10"Borrowed Time"やM12"Miss Myrtle"といった曲にはレゲエからの影響を感じますし、7分間にわたるインストの曲"Spooky Couch"なども収録されています。
この"Spooky Couch"はストリングスやショーン・レノンによるピアノが織り成すドリーミーで、切なさを感じる素晴らしい曲で、個人的には一押しです。

前作の流れを引きつぎながらも、よりヴァラエティに富んだ楽曲群で構成されており、The Strokesのファンだけでなく、The ShinsなどのUSインディー好きの方も気に入る作品だと思います。
Albert Hammond Jr. "¿Cómo Te Llama?"は、8月6日ベガーズ・ジャパンよりリリースされます!
また、彼らはSummer Sonicで来日した後、東京・大阪で単独公演もあるので、そちらも要チェックです。


アルバム収録曲は彼らのmyspaceで試聴できます!
http://www.myspace.com/alberthammondjr

Como Te Llama?

Como Te Llama?