Artist Review: Dappled Cities

Dappled Cities


今回紹介するバンドは、オーストラリアのシドニー出身。以前は、Dappled Cities Flyというバンド名で活動していたが、今回のセカンドアルバムにおけるクレジットでは、flyが抜けて“Dappled Cities”となっている。メンバーのTim(Gt,Vo)はこれはアーティスティックな理由であり公式に改名した訳ではないとプレスに語っていた。2004年後半に1stアルバム“A Smile”をリリースした彼らだが、オーストラリアでは、ラジオなどでもかなり流されオーストラリアNo.1のインディーズバンドとの呼び名も高い。
ゆったりとしたリズムと美しいメロディー(時にボーカルがファルセットを効かせる事も!)で、シドニー出身とは言えどオーストラリアの牧歌的な風景や豊かな自然が想像できそうな世界観である。1stリリース後は作品も高く評価され、アメリカではSXSWにも出演。グランダディー、モデストマウスルー・バーロウ、ウルフマザーなど数々のアーティストとツアーを回る。各メディアからも、The ShinsModest Mouseなどと比較され注目を集めている。本国より先にアメリカのレーベルと契約していた彼らだが、Mystery Jets、Editors、The Horrorsなどの世界中のバンドと契約をしている本国のレーベル、Speak N Spellと契約を交わし、オーストラリア最大のフェスであるBig Day Outにも出演、LCDSoundsystemの前座としてもツアーを回った実力派でもある。


それでは、彼らの6月18日に日本でもリリースされた2ndアルバム『Granddance』から、“Fire Fire Fire”をお聞きください。



Dappled Cities - Fire Fire Fire

Myspace : http://www.myspace.com/dappledcitiesfly

Granddance

Granddance



Written By Lotus