Take Me To The Sea/ Jaguar Love
日本でも人気があり、惜しくも２００７年に解散したハードコアバンドThe Bloody Brothersのフロントマン、
Johnny Whitneyが、Pretty Girls Make Graveの元メンバーと共に結成した新バンド、
Matador所属のJaguar Loveのデビューアルバム”Take Me To The Sea"を紹介します！
The Bloody Brothersのファンにはもはやお馴染みですが、このバンドでまず気に留まるのはボーカルの声です。
The Death SetやOh No Onoといったバンドのボーカリストにも通じるハイトーンで、ともすれば女の子や子供のようにも聞こえるエネルギッシュなボーカルスタイルはこのバンドでも健在です。
The Bloody Brothersは、ハードコアパンクやスクリーモのファンに人気でしたが、このJaguar Loveではそうした要素はあるとはいえ減っており、とてもポップでキャッチーな曲ばかりになっているので、ハードコア系のヘビーなサウンドは苦手という人にも聞きやすくなっていると思います。
逆に、The Blood Brothersのファンの方には、もの足りないかもしれませんが・・・。
HEALTH、Les Savy Fav、DFA1979、Test Icicles、We Smoke Fagsなどは好きな方にはオススメです！
彼らは今後、T in the Park、Oxegen Festivalといった有名フェスに出演し、The Faintと共にアメリカツアーを回ることが決定しています。
ちなみにフロントマンのジョニーは、Jaguar Loveとは別に、Neon Blondeというユニットもやっている他、Crystal Cityという洋服ブランドもやっており、自身のバンドの他にPanic At The DiscoやThursdayといったバンドのTシャツも手がけているので、そちらも要注目です。
Jaguar Loveのデビューアルバム"Take Me To The Sea"の国内盤は、ベガーズジャパンより９月１０日発売です！
Jaguar Love in the rehearsal space
Written By ゴトウ
