Artist Review : Manhattan Love Suicides

全国のシューゲイザー畑のみなさま朗報です！
現代に蘇る甘い女ボーカルのジザメリこと“Manhattan Love Suicides（マンハッタン・ラブ・スーサイズ）”が怒濤の27曲入りコンピレーションアルバム『Burnt Out Landscape』をリリースすることとなった。
2006年一月にイギリスで結成された男三人女一人組（現在は五人メンバー）のマンハッタン・ラブ・スーサイズは、同年11月にUSのMagic Marker Recordsから12曲入りのファーストアルバム『Manhattan Love Suicides』をリリース以降、UKのSquirrel RecordsやCloudberryなどからEPなどのリリースも重ね、勢力的なライブ活動などを続けるさなか、１st以降の全リリース、未発表音源、新曲を一枚に編纂したのが今回リリースとなるアルバムである。

2000年代後半に出て来たバンドと聞いたら耳を疑うようなまさにジザメリの再来と呼ぶにふさわしいサウンド。どこまでもノイジーなギターに、気怠く単調だが印象的なドラムのリズムとベースライン、そこに乗ってくるのは紅一点キャロライン嬢の甘く切ないキャンディ・ボーカル。クリエイション移籍以前のMBVやプリミティヴス直系のまさにシューゲの中のシューゲです。

泣きたい人も浸りたい人もとりあえずこれを聞けば間違い無し！

同アルバムにも収録の“Keep It Coming"です。

Keep It Coming / Manhattan Love Suicides