今日の英会話--M.I.A. Paper Plane

M.I.Aを聴いたことがある人なら、ついつい乗せられてしまうキャッチーっぷりを証言できるにはず。メローなビートとキャッチーなメロディーが織成す流れ、そしてその上にただただ浮かぶ彼女の歌詞は、完璧なまでに曲と曲を結びつけていく。ところで、彼女は何を唄っているんだ?
そこで、今回は彼女の曲 “Paper Planes” からの一節にズームイン!


“Bonafide hustler making my name”


まず、この “bonafide” は基本的に「本物の、真実の」という意味。きっとみなさんが首をかしげる部分は、“hustler” という表現でしょう。それに注目してみましょう。


この “hustler” には多くの意味がありますが、この曲中では2つの意味が適します。一つ目は、努力家。「凄くがんばっている人」といった意味。そういった意味で、スポーツ選手などを表現する際に使えます。


例).
“He isn’t the best hitter, but he is a real hustler”, which means that the person always tries really hard despite not having the most natural ability.
「彼は優れた打者とは言えないが、努力家だ。」
この彼は優れた天性の才能をもっているわけではないが、常に物凄い努力をしているという事。


二つ目の意味。もっとこの曲に関連しているのではと思われるのがこちらの方。一つ目の意味にも含まれていた努力家という意味もほのめいてはいるのだが、こちらはさらに、不法な又はずる賢い手口で金を稼ぐ事にやっきになって努力していて、人々を騙そうとしているといった意味が含まれます。下手に見せておいてから賭けに乗り、全額かっさらうペテン師ビリヤード・プレイヤーなどを表現する際に、この意味でよく使われます。


例).
Watch out! He’s a hustler.”
「気をつけろ!ヤツはイカサマ野郎だ。」


さらに、動詞としての使い方もあり。


“I got hustled by the used car dealer”,
「中古車セールスマンにひっかけられちまったよ。」
中古車販売員に巧みに騙され、状態の悪い(価値のない)ポンコツ車を売りつけられたという事。


今日の豆知識が、悪いヤツラの魔の手を回避するのに役立つことを祈ります!ナイジェリアのお姫様を牢獄から助け出す為の資金援助が必要です!・・・なんていんちきメールを全世界に送信しまくっているような輩には要注意!日本のオレオレ詐欺よりもスケールが大きくて夢がある・・・!?


カラ KALA

カラ KALA