Scott Matthew/ Scott Matthew

オーストラリア出身NY在住のシンガーソングライター、スコット・マシューのセルフタイトルのデビューアルバムを紹介します!
オリジナルアルバムでのデビューこそ今年になっていますが、彼のシンガーソングライターとしてのキャリアはずいぶん前から知られています。
古くは、アニメ「攻殻機動隊」や「カウボーイ・ビバッブ」の世界的に人気の作曲家菅野よう子が手がけたサウンドトラックに、数曲ボーカリストとして参加し、一部で絶大な賞賛を受けました。
さらには、昨年日本でも公開されたジョン・キャメロン・ミッチェル監督の「ショートバス」に、テーマ曲他数曲を提供し、各方面で大きな注目を集めました。
私自身、監督のファンで、この映画は映画館で見ましたが、彼の音楽は映画の雰囲気にとってもマッチしていたように思います。スコットは、劇中、バンドのメンバーとして出演し実際に演奏も披露しているので覚えている方も多いのではないでしょうか。


そしてこのデビューアルバムですが、その映画「ショートバス」のテーマ曲"In The End"のほか、同様に映画に提供された"Surgery"、"Upside Down"、"Little Bird"も新たにアレンジ・レコーディングをし直して収録されています。
温かみがありながらも、悲しみを背負っているような、憂いを帯びた彼の声と、アコギ、ピアノ、グロッケンスペル、ホーンなど様々な楽器が織り成すメランコリックなサウンドは、聞いた人全ての心を激しく揺さぶること間違い無しです。
Rufus Wainwright、Elliot Smith好きの方に是非聞いていただきたい作品になっています。
Scott Matthewのデビューアルバムは9月12日発売です!

では、12曲目に入っている"Language"のライブ映像をどうぞ!

Language/ Scott Matthew

myspace: http://www.myspace.com/scottmatthewmusic

Written by ゴトウ